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世界に想いを届ける。

NNR GLOBAL LOGISTICSのブランド名で海外の主要国を網羅する営業・営業ネットワークを構築・拡大し、
航空や海上輸送を中心に国際複合一貫輸送、また、在庫管理などのロジスティクス事業など
国際間の物流をトータルにコーディネートする国際物流事業本部。

NNR GLOBAL LOGISTICSは、そんな「モノ」の流れにおける縁の下の力持ちとして
世界中にお客様の想いを届けます。

ドバイに現地法人を設立し、さらなる事業拡大・強化へ

2021年1月に、海外子会社であるNNR GROBAL LOGISTICS UK LIMITED(以下UK社)において、100%出資子会社となる「NNR GLOBAL LOGISTICS MIDDLE EAST FZCO(以下UAE社)」を設立。同年4月より営業を開始しました。UAE社を設立するドバイは、アラブ首長国連邦の最大都市であり、中東における貿易・商業の中心地です。政府が外資企業誘致を目的とした経済特区「フリーゾーン」を40拠点設置しており、同区では100%外資出資での会社設立が可能です。法人税非課税などの優遇制度も実施されています。今回設立するUAE社は、ドバイ国際空港に隣接する「ドバイ空港フリーゾーン」に位置し、同ゾーン内には、日系企業が約80社進出しています(2017年現在)。今後は、物流業務における戦略・企画・運営を包括的に受ける3PLビジネスを提供するなど、世界各地への中継基地として反映しているドバイでの事業を拡大・強化することを目指します。

海外ネットワーク

国際物流事業は、1971年にアメリカでの現地法人設立を皮切りに、急速にグローバル化する物流事情に対応すべく、世界5極体制(日本、北中南米、欧州、中華圏、アジア・オセアニア)を構築し、積極的に海外ネットワークを拡大させています。近年では、ブリスベン(オーストラリア)、コーチ(インド)、ドバイ(アラブ首長国連邦)、アマタ(ベトナム)等に支店を開設し、2018年5月にはニュージーランド、2018年10月にはフランスに現地法人を設立しました。2022年2月現在の海外拠点数は29の国・地域、121都市となっています。

「福岡ロジスティクスセンター」開設

2022年9月に、国際物流事業本部の物流新拠点として、福岡市博多区東那珂に「福岡ロジスティクスセンター」を開設します。九州における半導体・自動車・食品などの活発なロジスティクス需要に対応するため、九州とアジアを結ぶ物流の中枢拠点を、アジアの玄関口である福岡に設立する運びとなりました。航空・海上両面の輸送サービスに適した場所に位置する当ロジスティクスセンターは、業務の効率化を図るべく福岡地区の倉庫を集約。また、西鉄運輸株式会社と協働し、コールドチェーンを構築することで農産物の輸出拡大を目指します。その他、BCPへの対応、ESGの視点も取り入れ、サービス品質の向上に取り組んでいきます。

「幕張テクノガーデン」に一部部署を移転

2021年5月、国際物流事業本部の東日本事業部 第一統括営業所 関東第一営業所、通関部 東日本通関課 航空輸出通関係、グローバルデジタル推進部が、pmo日本橋江戸通(東京都中央区)などから幕張テクノガーデン(千葉県千葉市)に移転しました。移転の目的は、顧客回り中心の営業担当者を都心に配置し、書類作成中心のカスタマーサービス担当者を周辺部に移すことで、役割や機能によるオフィス配置の見直しを図ります。新オフィスは、ひとつのビルに複数の部門が集結しているのが特徴です。フリースペースが豊富に設けられているため、部署間のコミュニケーションが円滑に行えます。

WACO

WACOグループとは、1973年にイギリス、スイス、オランダ、フランス、オーストラリア、南アフリカ、カナダの航空貨物事業者の代表者によって設立された組織です。
基本は1カ国=1事業者で構成される組織で、・各事業者のネットワーク補完を役割とし、自社ネットワークを持たない地域にもWACOを利用することで貨物輸送が可能となります。
現在、世界114カ国から事業者が加盟しており、メンバー全体で航空貨物・海上貨物あわせて毎年200万トン以上の貨物を取り扱っています。
当社は単独混載を開始した1983年5月15日に加盟し、日本で唯一WACOグループに加盟している事業者です。

AEO制度

国際物流における安全確保と円滑化を図り、国際競争力を強化するため、日本では2006年にAEO制度が導入されました。
AEO制度は、WCO(世界税関機構、World Customs Organization)においてそのガイドラインが採択され、諸外国においても導入が進んだ、国際的にも広く認知されている制度です。
現在は諸外国との間で相互認証が積極的に進められており、相手国と相互に税関手続上の便益を与えることが認められています。
「にしてつ」はこの制度にいち早く着目し、導入当時から準備を進め、2009年1月に特定保税承認者、2011年2月に認定通関業者、2014年11月に特定保税運送者の承認を得、日本の大手フォワーダーで初となる、AEO認証制度3冠を手にしました。さらに2019年12月には、にしてつ広州現地法人が中国版AEO認証を取得。
にしてつへの信頼は世界に広がっています。

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