Nishitetsuの技術職という誇り

Nishitetsuには、様々な技術系のお仕事があります。
鉄道、自動車、都市開発、ITなど
その分野に精通した人たちが、安心できる生活、
新しいまちづくりや
サービスを支えています。
今回は14名のプロフェッショナルをご紹介します。

私たちの想い〜やりがいや魅力。自分の中で大切にしている言葉〜

土木技術員:
鉄道事業本部 施設部 線路課

古賀さん

2020年入社※所属は取材当時の内容です。

社外の人との意思疎通を大切にしながら
にしてつを支え、地域を支えていく。

「にしてつ代表」として責任をもって、私たちの考えを社外の人に伝えるのが私の仕事です。自治体や民間企業の方から、線路付近でのインフラ整備や建物建設工事の協議を受けたときに対応しています。その工事が線路や構造物に対してどんな影響を与えるのかを考え、作業中に電車と現場作業員が安全を保つためにはどのような条件下で工事をしてもらう必要があるかをお伝えしています。自分の知識や経験を生かして、線路の安全を保ちながら、地域の発展を支えることができる点が魅力的です。

初心を忘れない

線路の仕事は、お客さまの安全に直結する仕事です。経験を積んで慣れが生まれると、考えることが疎かになり、大きな事故に繋がる恐れもあります。常に初心を忘れず、謙虚かつ慎重な姿勢で業務に励み、お客さまに安全と快適を提供し続けます。

土木技術員:
鉄道事業本部 施設部 保線課 軌道係

小山さん

2021年入社※所属は取材当時の内容です。

見えない部分の仕事の積み重ねが、
お客さまに届いていることを実感できる。

私たちが日々計画や設計を行っている工事が、電車の揺れや乗り心地に直結しており、実際に自分が電車のユーザーとして利用しているときに電車の揺れがなくなっていることに気づいた瞬間に、こそっと喜んだりしています。私たちだけではなく、地域住民の方々や日々西鉄電車を利用していただいているお客さまに「列車通行時の騒音がなくなった」や「乗り心地が良くなった」といったお褒めの言葉をいただけることが、日々行っている業務がお客さまに届いていることを実感できる瞬間でもあり、やりがいを感じます。

当たり前を当たり前にすること

日々の列車の運行が“当たり前”にできていること、お客さまが通勤通学で“当たり前”に西鉄電車を利用できること、運行の乱れがなく“当たり前”に電車が走っていること。これらの当たり前を当たり前にできているのは私たちをはじめ、数多くの人たちが「日々線路や鉄道関連施設を支えているからだ!」という誇りをもって働いています。

鉄道電気技術員:
鉄道事業本部 施設部 電気保全課

石井さん

2022年入社※所属は取材当時の内容です。

日々の点検や検査が
当たり前の日常に繋がっていること。

鉄道の電気設備が安全にいつも通りに動作していることや、障害や事故が起きないことを考えて、日ごろの検査や点検、工事などをしています。電車が通常通りに運転できて「あんぜん」「あんしん」をお客さまにお届けできていることが私の仕事のやりがいです。また、仕事を通して様々な部署の方とかかわることができるので、人脈が増えたり、他部署の方と仲良くなれることは大きな魅力だと思います。

緑を大事に!

何をするにしても、自分一人では限界があります。仕事をするのにしても生活をするにしてもそうです。「かかわる人たちとの縁は大事にしなさい」という言葉を聞いてから人間関係は大事にするようにしています!

鉄道電気技術員:
鉄道事業本部 施設部 信号通信課

中島さん

2016年入社※所属は取材当時の内容です。

先端技術に触れる機会も多く、試行錯誤
して課題を解決する充実感がある。

電気関連の職務を通し、安全運行を支える信号通信設備の保守・管理計画の策定や新規設備の導入検討を担当しています。その中で、「電気」は新技術が次々と生まれているため、積極的に情報収集をしています。ICTなどの幅広い先端技術に触れる機会も多く、先端技術の導入にあたって、自分たちで工夫をし、考えないといけないことばかりですが、社内外のステークホルダーとアイデアを出しながら一つずつ課題を解決していく日々にとても充実しています。

最後の砦

電気がなければ電車を動かすことや信号機を点けることもできません。特に信号保安システムは鉄道の安全性を担保する最後の砦であります。より安全なシステムをコストパフォーマンスを考えながら導入し、いろいろな条件下でも列車の安全安定輸送を常に考えていく必要があります。

鉄道車両技術員:
鉄道事業本部 運転車両部 車両整備課

濵田さん

2022年入社※所属は取材当時の内容です。

トラブルが発生した際に、問題を解決し、
正常に運転できた時の達成感がある。

私が担当している構造担当では数百点、数千点に及ぶ部品を扱っています。車両に関するトラブルが発生した際に、それらの中から原因となる可能性を考え、対策を打ち、正常な状態にして、営業運転に復帰させることができた際にやりがいを感じます。

常に思いやりを

「他人をあなどることなく、いつも思いやりが先にたつように」この言葉は私が趣味で取り組んでいる茶道の中にある考え方です。私の仕事は、多くの仲間や多種多様なメーカーと関わり合いをもって、仕事をしております。その中には私の方から依頼をする場面や、逆に「急いで〇〇が欲しい」といったお願いを受けることがあります。誰か一人でもそのコミュニケーションの中で侮ってしまうとそこからほころびが生じ、全体が崩れると考えているため、私は常に思いやりをもって色々な方と仕事をすることを意識しています。

鉄道車両技術員:
鉄道事業本部 運転車両部 車両整備課

小金丸さん

2022年入社※所属は取材当時の内容です。

様々な人たちと協力して、鉄道の
安全を守っている実感がある。

スケジュールを調整し、鉄道車両の工事日程が無事に完了した時に達成感を感じます。工事は1日で終了するものから数ヶ月かかるものまであります。所属する車両整備課だけでなく車両課や他部署、グループ会社、車両装置メーカー等と共同し、鉄道の安全を守ることに寄与できた時にやりがいを感じます。

鉄道あっての西鉄

「鉄道の”あんしん”と”かいてき”と”ときめき”を提供することが、西鉄全体のイメージにつながる」
西鉄には鉄道事業以外にも魅力的な事業があります。しかし「西日本鉄道株式会社」の名の通り、鉄道あっての西鉄ということは忘れないようにしています。

自動車技術員:自動車事業本部 技術部
技術担当 車両係

渡邉さん

2018年入社※所属は取材当時の内容です。

現場での経験や苦労を
目の当たりにしてきた
記憶が、
行動力に繋がっている。

例えば、バスのガラスをダークグリーンにした時の話です。
夏は特にそうですが、バスを整備する人たちにとって日差しは脅威です。自分自身も過去に整備の経験をしてきて、真夏の作業がとても大変で、現場で働く方々の苦労を目の当たりにしてきました。私は整備という仕事に育てられたと思っています。いろんなことを教えていただいた先輩方にも恩返しがしたいという気持ちもあり、「夏場の車内作業を少しでも快適にできないか?」ということでバスのガラスをフルスモークにすることを考えました。しかし、フルスモークでは、乗務員やお客さまの視界を遮りすぎて不都合であることが調査の上、分かりました。そこで辿り着いたのが、環境にも優しく、視界を遮ることなく紫外線をシャットアウトできる「ダークグリーン」でした。作業する整備士、運転する乗務員、乗車するお客さま、さらに環境のことを考慮した満足できるものができ、よかったと思っています。

気にするな。好きにやればいい。

整備士として、グループ協力会社の西鉄エム・テックでの出向が終了し、本社に戻る際に、ある整備係長に言われた言葉です。「僕たちのことは気にせず、気軽に頼っていい。遠慮せず、何でも言ってほしい。」と。自分より10歳以上年上で、かつ整備も大ベテラン、そして係長の立場にある方が、こんな言葉をかけてくれて現場の方の優しさ・男気を改めて痛感しました。

自動車技術員:自動車事業本部 技術部
技術担当 技術係

竹林さん

2017年入社※所属は取材当時の内容です。

車両のすべてをつかさどるため、
様々な経験ができ、成長できる。

共に仕事をする方々には、乗務員、整備士、グループ各社、メーカー各社(車両、タイヤ、車載器、整備機器、燃料、給油機器、洗車機)、商社、建設会社など様々です。この仕事を通じて、いろんな経験ができるのが魅力です。業務はひとつだけではなく、バスに関わることであれば、どんなこともできます。例えば、西鉄バスの那珂川営業所の新設の際には、給油機器、洗車機を含む整備関係機器を担当し、新たに洗車機で使用した水のリサイクル装置を導入しました。バス1台の洗車に使用する水300Lの約8割をきれいにして再利用することで、節水による環境対策と経費節減に繋げています。営業所には給油所や整備工場もあります。バスから繋がっていく様々な仕事が経験できることは私にとってのやりがいです。

安全を最優先に考える

バスは命を乗せているという責任があります。
移動手段という意識ではなく、生活を支えているものとして、安全を最優先に考えることが第一です。バスが走っているという当たり前の日常を当たり前にしていくためには、見えないところでの「安全」という意識を常に持っておくことが大切なことだと思っています。

建築電気・設備技術員:
都市開発事業本部 企画開発部 技術担当

吉本さん

2020年入社※所属は取材当時の内容です。

自分が施設を利用することを
イメージ
しながら、
計画を立てて、安全を守っていく。

私の主な仕事は担当施設にて工事計画~竣工までを円滑に実施することです。そのためには関係各所への配慮がとても重要になります。特に複合型の商業施設ではシネマ、ホテル等、音や振動などが営業に大きく影響します。「もし自分が宿泊者だったら、映画を見に来た人だったら。」と施設を利用する方々の立場に立って考え、協力会社の方々と計画を検討し、何事もなく工事を終えたとき、自分がこの施設の安全を支えていることを実感し、やりがいを感じます。建築電気職の魅力としては、電気のみならず、建築、土木などの知識に触れることも多く、得られる知識・情報が幅広い点です。業務を行う中で、テナント、担当施設で働く従業員の方々、設計会社、施工会社、運営室等関わる相手が多いので、コミュニケーション能力が活かせる、自ずと向上することも魅力だと感じています。

何事も段取り

「何事も段取り」という言葉を意識して仕事をしています。工事計画の打合せでは、関係者が各々の立場で発言を行い、施工条件のすり合わせを行いますが、事前に想定される状況をシミュレーションし、必要となる情報を用意しておくことで有意義に議論を進められるほか、資料を事前に読み、分からないことは下調べをして打合せに臨むことで、議論が頭に入りやすく、吸収できる知識量や打合せの質が向上し、業務が円滑に進むと感じるからです。

建築電気・設備技術員:
都市開発事業本部 建築技術統括部 技術担当

堺さん

2021年入社※所属は取材当時の内容です。

自分の仕事が
いろんなところに繋がっていて、
まちをつくっていると実感できる。

まちを歩くと至るところに西鉄が存在していて、自分自身がまちに関われているという実感が湧いたとき、仕事にやりがいを感じます。また、バスや電車を持つ西鉄は、福岡のまちとまちを繋ぎ、点だけでなく面でまちづくりを行うことが大きな魅力であると思います。私の仕事は、西鉄の施設を安全に維持できる体制の実現に向けて指導・支援することです。施設を利用するお客さまや従業員の方々が安心して過ごすことができる施設づくりを実践しているところが、建築技術統括部の魅力だと思います。また、西鉄の施設点検の実施やグループ会社との連携、安全意識向上のための研修の実施など、施設の安全性向上に向けて業務を進めることに日々やりがいを感じます。

努力と呼べる努力をすること

プロ野球界最多である868本のホームランを打った王さんの言葉で、「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。」という言葉があります。どんな立場にあっても努力することを忘れずに努力と呼べる努力をし、精進していきたいと思っています。

建築技術員:
都市開発事業本部 企画開発部 技術担当

前川さん

2020年入社※所属は取材当時の内容です。

協働しながら、カタチづくったものが
お客さまの役に立っていることが嬉しい。

こんな建物を作りたい!こんな風にリニューアルしたい!などの0から1を生み出す事務系社員の想いをカタチにしていくのが私の仕事です。事務系社員をはじめ、設計会社や施工会社の方々と協働しながら設計や工事を進めていき、工事が完了するとホッとする瞬間があります。その瞬間でも十分やりがいを感じますが、お客さまが実際に使って笑顔になっているところを見たり、関係者の方々から労いの言葉をいただいたりしたときはそれ以上のやりがいを感じます。

やるなら楽しくやるならいいモノを

「辛い仕事でもどうせやらなきゃいけないなら楽しんだ方が物事の見え方も変わる」という考えです。仕事でいろんな壁にぶつかっても、やると決めたら、覚悟を決めて精一杯やっていくことを大切にしています。

建築技術員:
都市開発事業本部 企画開発部 技術担当

大山さん

2022年入社※所属は取材当時の内容です。

多くの方と関わりながら、仕事をして
いくことで新しい知恵が生まれる。

私は現在、西鉄久留米駅(エマックス・クルメ)という築55年を迎える施設のリニューアル工事を担当しています。工事だけでも約2年、設計段階を含めるとさらに長い時間をかけて取り組んでいるこのプロジェクトに自分も関わることができ嬉しく思っています。設計会社や施工会社の方々と日々試行錯誤しながら、より良いものを作るために知恵を振り絞ってプロジェクトを進めていくことは大変なこともありますが、同時にやりがいも感じています。

神は細部に宿る

私が好きな建築家の言葉です。
日々の業務の中で、決定することや検討すべきことがたくさんありますが、ひとつひとつがおざなりになりそうな時、この言葉を思い出して気を引き締め直しています。

IT技術員:
新領域事業開発部

丁さん

2017年入社※所属は取材当時の内容です。

相手が抱えている課題を解決し、
気づいて
いないものをカタチにできた
喜びは大きい。

DX・ICT推進部に在籍していた時は働き方改革担当として所属。他部署から業務改善に関する相談を受けた際に、自分の得意分野のIT技術に関する知識やノウハウを活かして、業務改善、効率化を実現することできた時は、感謝の言葉をいただきました。自分の仕事が間接的に社会の発展や地域住民の方々への貢献につながることを実感でき、やりがいを感じます。また、今の新領域事業開発部では、お客さまに新しいサービスを提供するために、抱えている課題、まだ気づいてない課題などを聞き出し、お客さまから「こういうの欲しかった!」と言われるものを提案できた時は、大変だった分、喜びを大きいです。

不可能という言葉に疑問を投げかけ続けろ

何かを始める時に、今ある当たり前のことを当たり前と思わないこと。常に疑問を投げかけながら、新しい目線で物事に取り組むことが大切だと思っています。例えば、課題に直面した時に、「これは本当にできないのか?」「少し考え方や視点を変えれば、できることはあるのでは?」という疑問を自分に投げかけることで新しい自分へと成長できると感じています。

IT技術員:DX・ICT推進部
デジタル企画担当

德永さん

2020年入社※所属は取材当時の内容です。

人と人の間にあるものを、デジタルの
活用で新しい価値に変える魅力がある。

私は「自分の仕事を通して人々の暮らしを豊かで幸せなものにしたい」という思いで日々仕事をしているので、それが実現されたと実感するときに一番やりがいを感じます。
具体的には、ITの部門なので、to C向けのアプリの企画開発やデジタルを活用した新規企画の実証実験などでお客さまへの価値提供を行うことが多く、それらを通してやりがいを感じるときが多いです。また、西鉄グループのデジタル活用については、まだまだ伸びしろがあると思っており、これからもっとデジタルを使って、お客さまに新しい価値を生み出せるチャンスが沢山あるところには魅力を感じており、やりがいに繋がっています。

生活者視点を大切に

仕事をする上では「生活する上での視点」を一番大切にしています。西鉄グループのほとんどの事業は、対面を通じたサービスです。人の交流や対面での出会いから生まれるサービスがほとんどです。西鉄はお客さまファーストの会社なので、それは「お客さまが本当に幸せになるものか?」という視点は欠かせません。マインドセットとしては「情熱、博愛、理想を追い求める」の3つをずっと大切にしています。