PERSON 05
まちの未来を描き、
人々の思い出に残る
場所を創る。
天神開発本部 福ビル街区開発部 藤岡 原理Genri Fujioka 2014年入社 文学部 歴史文化学科卒
CAREER PATHーこれまでの経歴ー
- 1年目~
- 都市開発事業本部 ビル事業部 営業第一課西鉄が所有するオフィスビルの収支管理や、部内の統括業務を通じ、不動産賃貸事業の基本を学んだ1年。
- 2年目~
- 【出向】西鉄ビルマネージメント 株式会社ビルメンテナンスの現場と建物のオーナーとの架け橋役として、建物の管理状況の月間報告や追加サービスの営業を担当。時には、ホテルのベッドメイクや商業施設の清掃も経験。
- 3年目~
- 都市開発事業本部 ビル事業部 営業課オフィスビルに入居するテナントとの契約更新の交渉や担当ビルの修繕計画立案などを担当。賃料を支払ってくださるお客さまと直接やりとりする役割を担う。
- 5年目~
- 経営企画部西鉄グループ全体の今後の計画を取りまとめたり、組織形態を考えたり、役員会議の資料を作る仕事を担当。
- 7年目~
- 天神開発本部 福ビル街区開発部福岡市の中心地での大規模再開発「福ビル街区建替プロジェクト」における新ビルの商業テナントリーシングを担当。現在は担当フロアの方向性の検討や、テナント候補との交渉を行う。
経験してみて実感する
西鉄の事業の幅広さ
西鉄は、交通だけでなく、不動産、ホテルなど、幅広い事業を展開しています。入社前から知ってはいましたが、私自身、これまで1~2年ごとに全く違う仕事を担当し、その幅広さと成長できる環境に驚いています。これからも多角的な事業に関わり、成長していくのが楽しみです。
入社動機・仕事内容
まちづくりに関わりたいと故郷へUターン
地元へのUターン就職を希望しており、生活に密着している交通業界やインフラ業界に興味を持っていました。その中でも、エリアや沿線が限られている一方で幅広い事業を手掛ける西鉄は、他のインフラ系企業と異なり、1つのエリアをさまざまな角度から深掘りすることができます。年月をかけて地域に深く関わっていけることに魅力を感じて入社しました。
実際、入社後はビル管理の現場から経営計画の策定まで、幅広い経験を積むことができました。現場の第一線で働く人の立場で考えることができたからこそ、事業の成り立ちを理解し、グループ全体としてどうあるべきかという視点で物事を捉えられるようになりました。
現在は天神開発本部にて、2024年度中にオープンを予定している新ビルの商業テナントリーシングに携わっています。担当フロアについて、施設としての方向性を考えたり、具体的なテナントを選定し、交渉を進めたりしています。ハイクオリティなビルにしつつも老若男女問わず、訪れた人みんなが楽しめるフロアを目指しています。
仕事のやりがい
福岡の新しい幸せを提案できる施設を創るために
現在は、どんな商業施設にするのか、施設の計画や方針を立てている段階です。新しい施設を1から作っていくので、正解がない中で模索していくおもしろさがあります。社会のオンライン化が進む中で、わざわざ足を運んでもらえる場所にするにはどうしたらよいのか議論を重ねています。担当フロアをこうしたいという思いを上司に伝えて賛同していただき、1歩ずつ進んでいけるのがうれしいですね。
商業施設を担当するのは今回が初めてですが、これまで培ってきた視点を生かして、さまざまな立場の意見を取り入れようと試みています。また、さらに視野を広げるために、同業他社の方々と話したり、社内の先輩と話したりするのはもちろんのこと、出張の際には各地の商業施設を見て回っています。つくり手の意図や細部を意識しながら見学すると、その施設の良いところが見えてくるんです。
ただ建物を建てるのではなく、理想のまちの姿を思い描き、それを実現するためにどんな建物を創るべきか、というところから考えられるのがこの仕事の醍醐味ですね。
今後の目標
家族や友人に喜ばれる場所を創りたい
今後は、まず新ビルの完成を見届けたいと思っています。再開発で解体となった旧福岡ビルの管理に携わっていたこともあり、とても思い入れのあるビルなんです。ゆくゆくは、小規模で構わないので商業施設やオフィスビルの開発を1から10まで担当したいです。いろいろな角度で経験を重ね、まちづくりのプロを目指していければと思っています。
福岡で暮らす人にとって西鉄の交通機関や商業施設は人生と重なる場所。故郷である福岡のまちで、みんなに愛されて思い出に残る場所を創っていきたいです。